私は お金に困った事がない
まあまあ貧乏だと思う。
けど、肝心な時、お金がなくて困ることは無かったよ。
例えば、無知が故に高額な医療保険に入ってて、病気して入院したら、想像以上にお金が入ってきたりね。
やっと結婚したと思ったら、同居で、支払い途中の住宅ローンやリフォームローン払う事になり、貯金も出来ず、何なんだろって思ったけど、何故か何とかなってる。
最近、子どもの頃に居なくなった父親が他界して、相続する事になって、私にとっては、大変な1年だったよ。出来る限り自分で手続きしたんだけど、凄く良い経験だった。
そう、相続してやっと、貯金が出来る!
法定相続情報一覧図その②
法定相続情報一覧図を申請するために、沢山の書類を集めるわけだけど、必要なのは、
①申請用紙
自分の住んでる役所で多め貰うか、コピーすれば、他県や別の役所の申請用紙として代替えできる。
②小為替
予め申請する役所に問い合わせて、申請の手数料を聞く。もしも不足すると、面倒なので多めの小為替を郵便局で購入する。手数料300掛かるなら、1000円の小為替。1000円掛かるなら、2000円の小為替を買ったよ。
③実際に請求する必要書類は
法務局のホームページより
・被相続人(亡くなられた方)の戸除籍謄本
父親の出生から亡くなられるまでの連続した戸籍謄本及び除籍謄本を、父親の本籍地の市区町村役場に請求する。
・被相続人(亡くなられた方)の住民票の除票
父親の住民票の除票を、父親の最後の住所地の市区町村役場に請求する。
・相続人の戸籍謄抄本
相続人全員の現在の戸籍謄本又は抄本を用意する。私は一人っ子なので、自分の戸籍謄本だけでよかった(父親が死亡した日以後の証明日のものが必要)。自分の本籍地の市区町村役場に請求する。
・申出人(相続人の代表となって、手続を進める方)の氏名・住所を確認することができる公的書類
具体的には、以下に例示する書類のいずれか一つ
◆ 運転免許証の表裏両面のコピー
◆ マイナンバーカードの表面のコピー
◆ 住民票記載事項証明書(住民票の写し)
など
私は、運転免許証のコピーしたよ。申請用紙と同様に、10枚位余計にコピーしておいた。裏表必要なのをお忘れなく。
あと、今回の請求はいずれか一つだけど、2種類の提出を求めてくる手続きもあるので、住民票のコピーもついでに数枚コピーしておいたら良いよ。
④返信してもらうための切手を貼った封筒
返信される書類の重さが分からないので、切手の金額を大目にする方法もあるけど、返信時金額が足りなかったら、後で郵便局に支払いに行くことも出来るので、切手代を無駄にしたくないので、後者を選んだよ。
小為替代、切手代、コピー代など諸々、こまごまな費用が1万円近くかかったよ。
⑤ 法定相続情報一覧図 の作成
パソコンで、法定相続情報一覧図の基本をダウンロードして自分で作成するみたいだけど、パソコンの調子が悪かったので、手書きで作成したよ。
必要書類を集めるのに、1ヶ月位掛かって、法定相続情報一覧図を準備して、近郊にある法務局に提出しました。
法定相続情報一覧図が出来るのに1週間待ちました。
1週間程で連絡がきて、取りに行きました。
これで、色んな手続きが楽になるはず!
法定相続情報一覧図
相続するにしても放棄するにしても、
負債の有無を調べるにしても、
不動産登記するにしても、
亡くなった父親と私が親子である事、相続順位を示すものが必要となる。
各所に必要書類を提出する際、戸籍謄本やら、住民票やら、免許証コピーやらをその都度提出する、大変面倒で費用の掛かる手続きが必要になるが、最初に、
法定相続情報一覧図
を作成すれば、各種手続きが少しスムーズになるよ。
自分が今住んでいる地域の法務局に必要書類を提出する。郵送でも良いと思うけど、私は、色々聞きたい事もあって、気持ちも焦ってたから、直接提出しに行ったよ。
必要書類は、法務局のホームページに載ってた。
https://houmukyoku.moj.go.jp/homu/page7_000014.html
①申出人(相続人の代表となって,手続を進める方)の氏名・住所を確認することができる公的書類
自分の住んでる街の市役所へ行き、住民票を交付してもらった。コンビニでも交付できるんだけど、市役所で手続きの詳細を説明したら、この後申請する、②③④の「申請書」は、地域が違って、様式が異なっていても代用できるからといって、数枚頂く事ができました。
②被相続人(亡くなられた方)の戸除籍謄本
③被相続人(亡くなられた方)の住民票の除票
②③は、県外の市役所に郵送で申請した。
④相続人の戸籍謄抄本
遠方の町役場だったので、郵送で申請した。
②③④については、県外の市役所や町役場だったりで、郵送請求することになるので、その都度、その市役所に電話して、手数料を聞き、郵便局で実際の手数料より多めに「小為替」を買い、往復できる様に、切手も購入。
コンビニで、免許証裏表、保険証裏表のコピーを、おそらく今後の手続きにも必要だろうから、各10枚準備したよ。
謄本とか、除票とか、妙本とか、未だに意味がわからないね。
でも、その都度、役所に問い合わせしたら、親切に教えてもらえて、時間は掛かったけど何とか、必要書類は揃ったよ。
で、
初めて法務局に行きました。
親切すぎる不動産屋さん
そうそう、父親は自動車免許持ってなかったから、自動車はないね。同居していたお姉さんの話では、携帯電話も持ってなかったから、手続き省けたよ。
問題は、負債の有無と、貯金と、保険とか入っていたのかを、どうやってしらべたらいいのか?
連絡をとりあってた不動産屋さんに、状況報告の電話がてら、相談してみたよ。
親切に相談にのってくれて、不動産屋さんの司法書士の知り合いも紹介してもらえる事、もし、家を売却する事になったら、遠方から出向いて来なくても、不動産屋さんだけで交渉進めてくれるとまで言ってくれました。
し、しかし、しめくくりに不動産屋さんが言いました。
「今回の件は、00万円は払って貰わないと割に合わないですからねー!」
!!!
え!?
「もちろんです!では、負債調査が落ち着いたら、こちらから連絡しますね!」
早々に電話をきりました。
不動産屋さんて、こんなん?
また、不安材料が増えた感じだけど、私なりにやれることやらなくちゃ!
ネットで調べたり、youtubeみたり、図書館通いで勉強したよ。
法定相続情報証明制度を利用して、
法定相続情報一覧図を作成する事が、
全ての手続きへの近道って、わかったよ。
父親が亡くなった住所に居た人は
父親が、亡くなった住所に行ってみた。
役所から届いた父親の死亡した住所。そこでどうして亡くなったのか。新しい家族と暮らしていた所なのか。持ち家があるのにどうして、他県に住んでいたのか。
Googleマップで、その住所を写真で見てみたら、女性が住所の家であろう庭にいた!
これは、再婚相手の女性?
ま、父親は一人で亡くなったわけではなさそうなので、少し安心した。
私の県からそれほど離れているわけではない、車で2~3時間の場所なので、その住所に行ってみた。
結果、その家にいたのは、父親の姉だった。
聞かなきゃ行けない事、父親が亡くなった状況と、
- 借金あるの?
- 自動車もってる?
- 携帯電話持ってる?
10年位前から無職で、1人で、ローンを払い終えた家で暮らしてたけど、困ってお姉さんと暮らす様になったそう。ずっと元気に暮らしていたが、ある日の朝、起きて来なかったって。
車も携帯も保有してなく、借金もないって。
現在、父親の家は、貸している。固定資産税をお姉さんが支払うかわりに、家賃をもらってるということだった。
相続の手続きをする事を伝えた。家賃収入がなくなっても困らない事も確認とれたよ。
お姉さんは、高齢なので、全てを信じる事はできないよね。借金と、貯金、保険とかは、自力で調べないと。
相続手続き 何からするの?
相続手続きって何?
まず、家のある◯県の不動産屋さんを、ネットで検索してみた。
2つの不動産がヒットして、1件から連絡があった。
行動力のある不動産屋さんみたいで、さっそく家の外観の下見に行った上で、連絡してくれた。
相続するか、放棄するかまだ決めてない事や、その他事情を説明した上で不動産屋さんがおしえてくれた事は、
- 家には現在、誰かが住んでいますよ
- 家の鍵は持ってますか?←もちろん持ってないし
- 家の査定も必要だが、負債も調べた方が良いですよ
そうか、、、。
相続するのは、家だけじやなかった。
- 貯金
- 保険
- 借金
- 自動車
- 携帯電話
どうやって調べる?
保険会社、銀行、クレジット会社、自動車や携帯電話。
わかったとして、手続きも必要だろうし。
相続放棄したい気持ち80%だね
「よし!自分で相続手続きする」と決めた経緯
「固定資産相続のお願い」という封書が県外の役所から
届いて初めて、音信不通の父親が亡くなったことに気づいた。
40年も前の事だから殆ど覚えてないよ。
まず、相続するかもしれない、建物の住所も覚えてなかったから、子供のころの記憶を頼りに、Googleマップでストリートビューしてみた。
覚えてたよ!すごい ワ・タ・シ!
ストリートビューの画像は数年前のもの。ここに父親が住んでたの?
一人で?家族と?
なんか、古い鉄筋コンクリの家で、くたびれてて、相続する踏ん切りつかないよ。
よくわからないけど、「相続放棄」とかしたら良いのかな?
封書が来た役所に電話して、私はどうすればいいのか聞いてみた。
聞いてみてわかったこと
- 父親はこの家に住んでおらず、県外で暮らしていて亡くなった
- 父親が亡くなったので、固定資産税の納付者の順位の1番目が私だった。
- 〇月までに(半年くらい猶予があったと思う)納付者を決定して連絡する必要がある。
父親は再婚せず、独り者だったから相続は私だけだった。相続するにしても、放棄するにしても、手続きを(何の?か分からないけど)始めないと、固定資産税を払う羽目になることは目前。
何をどうしたら良いのか、全く分からないので、主人のお義父さんに相談してみた。
「お義父さんの知り合いの司法書士さんに頼めませんか?」
すごく困って相談したが、
「県外の建物の相続手続きだから、県外の司法書士にたのんだら」
そうなのか、、。
「知り合いの司法書士さんに、〇県の司法書士を紹介してもらえませんか?」
司法書士に頼んだらそれなりの金額がかかるだろうから、どうせ支払いが発生するなら、知り合いに頼みたいよね。
すると、
「相続の半分くれるなら、俺が手続きしても良いよ」
と、お義父さんが笑顔で言いました。
これが、「よし!自分で相続手続きする」と決めた言葉だった。
相続する事になったよ
「固定資産税は、誰が納付しますか?」
という封書が、県外の市役所から届いた。私は住んだ事もない地域の市役所。
何だろ?
40年前に離れた実の父親が亡くなった事を、この通知で知る事になりました。
お!
確か、生まれ故郷には両親が建てた家があったな。
半分は父親、半分は母親に権利があって、いずれ私がその家をもらえるのかな?
でも、父親にも新しい家族が居るだろうし、あんな古い家もらってもしかたないかな。
市役所から届いた固定資産とは、この家の事で、その家の固定資産税を誰が払うのか、私が払うのか知らせて欲しいと言う通知。
どうして家が建ってる地域でもないところから通知が来たかと言うと、父親が亡くなった地域から連絡が来るようになっていた。
父親とは40年も離れてたので、好きとか嫌いとか、何の感情も湧かなかった。
でも、40年もの間、父親がどう生きてきたのか、どうして亡くなったのか知っとかなくてはと思う。
そして、相続どうしたらいい?